オリーブオイルで野菜や魚介、肉などの食材を煮る「アヒージョ」。ワインなどお酒との相性も良いということで、いまや人気の定番料理です。しかし油を余らせてしまったり、余った油でパンをたくさん食べてしまったりと気になる点も多いですよね……。
それならいっそ、煮るのではなく炒めてしまえばいいのでは? ということで、今回は油少なめでできる“アヒージョ炒め”を3種類ご紹介します。具材を大きめにカットし、れんこんなど食感が楽しめる食材をプラスすることで、物足りなさは一切感じません!
◆「れんこん入りアヒージョ炒め」3選
「れんこん、ねぎ、エリンギ、トマトのアヒージョ風炒め」
<材料>
・れんこん、ねぎ、エリンギ、プチトマト……食べたいだけ
・オリーブオイル……通常の炒め油よりやや多め
・にんにく(チューブ)、塩こしょう……お好みで
<作り方>
①れんこん、ねぎ、エリンギを切る。れんこんは酢水につける。
②フライパンにオリーブオイル、にんにく、①を入れて炒め、塩こしょうで味を調える。
③火が通ったらプチトマトを加え、皮が弾けてトマトの風味が回ったら完成!
「にんにくなし!ベーコンと蓮根のアヒージョ風炒め」
<材料>
・厚切りベーコン、れんこん、しめじ……食べたい分だけ
・オリーブオイル……通常の炒め油よりやや多め
・塩こしょう……お好みで
<作り方>
①蓮根は皮をむいて切り、酢水にさらす。ベーコンは食べやすく切り、しめじは石づきをとってほぐす。
②フライパンに厚切りのベーコン、しめじ、①、オリーブオイル、塩こしょうを入れ炒める。
③器に盛り、醤油をたらせば完成!
「れんこんとズッキーニのアヒージョ風炒め」
<材料>
・ズッキーニ、れんこん……食べたい分だけ
・オリーブオイル……通常の炒め油よりやや多め
・にんにく(チューブ)、塩こしょう、鷹の爪……お好みで
<作り方>
①れんこんは切って酢水にさらしておく。ズッキーニは輪切りにする。
②オリーブオイル、①をフライパンに入れ、にんにく、鷹の爪、塩こしょうを加えて炒めれば完成。
そしてせっかく料理を作ったら、ちゃんと合うワインと一緒に楽しみたいですよね! でも、ワインは種類が多すぎて素人にはよく分かりません。
そこで今回、世界中のお酒をオトクな価格で提供している通販サイト「プレモア酒販」の公式Twitterも担当しているプレモア酒販ワイン担当バイヤーであるお酒選びのプロに、紹介したアヒージョ炒めに合うワインをセレクトしてもらいました。
◆アヒージョ炒めに合う!お酒選びのプロオススメのワイン3選
【スパークリングワイン】
「ロジャー・グラート カバ コーラル ロゼ ブリュット」
「ロジャー・グラート カバ コーラル ロゼ ブリュット」は、オリーブオイルを使った料理には相性のいいスペインのスパークリングワイン。豊富な旨みと華やかな色調で料理に合わせやすいまろやかな辛口です。特に合うのは「蓮根、ねぎ、エリンギ、トマトのアヒージョ風炒め」だそうで、黒ブドウで造られる優しいコクのあるロゼはトマトとも好相性!
【白ワイン】
「コノスル ソーヴィニヨン・ブラン レゼルバ・エスペシャル ヴァレー・コレクション」
「コノスル ソーヴィニヨン・ブラン レゼルバ・エスペシャル ヴァレー・コレクション」は、人気のチリワイン「コノスル」のフルーティな辛口白ワイン。ブドウ品種に由来するフルーツやハーブ、白い花の香りが楽しめます。特に相性が良いのは「れんこんとズッキーニのアヒージョ風炒め」で、豊富なミネラル分がれんこんの旨みととっても合うのだとか。
【赤ワイン】
「クネ クリアンサ」
「クネ クリアンサ」は、スペインの名門「C.V.N.E.(クネ)」社のスタンダードクラスの赤ワイン。特に「にんにくなし!ベーコンとれんこんのアヒージョ風炒め」に合うそうで、スパイスの香りと飲みごたえのある果実味がベーコンの塩味と香りを引き立ててくれるそうです。
どれも、想像するだけでよだれが出そうです…! プレモア酒販さんの説明を感じながら本当に美味しい組み合わせを味わえば、「よく分からなくて普段あまり飲まない」「料理との合わせ方が分からない」とワインを敬遠していた人も、ワインが持つ本当の魅力に気づくことができるかも?
「プレモア酒販」公式サイト
「プレモア酒販」公式Twitter

調理・取材・文=きこなびキッチン